「今、コラーゲンを積極的に摂る人が増えています。時間や手間をかけたくなければ、便利な市販品が数多く販売されています。反対に、少々の手間はかかっても「毎日のことだからお金をかけずに実行したい」という人ならば、自宅で手作りすることも簡単です。ご自分に合うやり方を見つけ、「飲むコラーゲン」を試してください。
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コラーゲンを皮膚に塗ると、表皮の角質層(皮膚の一番外側で、直接目でみえる肌の状態を決める層)の表面にコラーゲンの膜が形成され、角質層からの水分の蒸発を抑えます。
コラーゲンの膜自身も保湿効果が強いので、合わせて角質層の水分が高いレベルに保持され、年齢の若い人特有のしっとりした弾力性のある肌が保てます。
コラーゲンそのものは皮膚に塗っても表面に留まるだけで、皮膚の奥深く浸透することはありませんが、ある種のコラーゲンを消化してできるペプチドは、皮膚の深くまでしみ込んで表皮細胞を活性化し、表皮のターンオーバーを速めて角質層を若返らせます
(水分保持量を高く保ち弾力性を回復させます)。
さらに深くしみ込むと、真皮層の線維芽細胞を活性化してコラーゲン合成を盛んにし、真皮層を充実させることになります。
参考になさってください。
(薬学博士)
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